


TRATONと日野自動車、
調達ジョイントベンチャーを設立
- 2018年に締結した戦略的協力関係に基づく調達ジョイントベンチャー、「HINO & TRATON Global Procurement GmbH」を設立
- 日野 下社長 「グローバル最適調達力を高め、お客様に最適商品をお届けしていく」
- TRATON レンシュラーCEO 「グローバルチャンピオン戦略達成に向けた確固たる取り組み」
2019年10月29日、ミュンヘン / 東京 –
商用車メーカーである日野自動車株式会社とTRATON Groupは、「お客様に最高の価値を持続的に提供していくための戦略的協力関係」に基づく調達ジョイントベンチャー「HINO & TRATON Global Procurement GmbH」を設立致しました。
グローバル調達におけるシナジー効果の最大化を目的とした同ジョイントベンチャーは、両社が購入する幅広い部品・技術の調達活動を行います。この協業を通して日野、TRATONはそれぞれ欧州、アジアをはじめグローバルな調達の領域を広げ、部品調達基盤の強化を図ります。
日野自動車 下社長は「今回設立されたジョイントベンチャーは、日野がお客様のニーズに応える商品をより迅速に、適正な価格でお届けするための具体的な協業の第一歩です。2018年9月に発表した電動車/電動技術の協業を含め、他の協業領域についてもTRATONと更なるシナジーを追求してまいります」と語りました。
TRATON レンシュラーCEOは「日野とのパートナーシップはTRATONが強い意志をもって遂行するグローバルチャンピオン戦略にとって重要なものです。私達のお客様はさらに多くのサプライヤーの恩恵を受けることになるでしょう」と語りました。
新たに設立されるジョイントベンチャーへの出資比率はTRATON 51%、日野 49%になります。また、ミュンヘンと東京の2か所にオフィスを構えます。2018年4月、日野とVolkswagen Truck & Bus GmbH (現TRATON)は、長期視点、対等かつ互恵的な戦略的協力関係の構築に向けた合意書(Strategic Cooperation Framework Agreement)に調印しました。 両社は「お客様に最高の価値を持続的に提供していく」との考え方を共有し、「物流/交通に関わるソリューション調査」、「既存・将来技術」、「調達」等の領域において協力を検討してまいります。
日野自動車株式会社は世界90カ国以上へトラック·バスを販売しているトヨタグループの企業です。全世界の従業員数は34,000人で、日本の主要4工場を含む20カ国以上で車両を生産しています。「もっと、 はたらくトラック·バス」をスローガンに掲げ、実現に向け「安全· 環境技術を追求した最適商品」と「最高にカスタマイズされたトータルサポート」を提供し、「新たな領域へのチャレンジ」もはじめています。
TRATON SE は、Scania、MAN、Volkswagen Truck & Bus、Navistar、RIO などのブランドを擁する世界有数の商用車メーカーです。製品は小型商用車、トラック、バスで構成されています。TRATONグルー プは製品、サービス、そして顧客のパートナーとして輸送を再発展することを目指しています。 TRATON にとって持続可能な経済成長には、常に人と自然を尊重することが含まれます。 People、Planet、Performance のトライアドが当社の未来を形作ります。